お知らせ
2017年6月,いわゆる共謀罪の創設を含む改正組織犯罪処罰法が成立しました。
共謀罪の対象犯罪は277にものぼり,犯罪の計画の時点から捜査の対象になり得ます。そのため,捜査機関が,電話やメールを傍受し,防犯カメラやGPSを利用するなどして,私たちの日常生活を監視し,個人情報の取得・管理する事態が横行するおそれがあります。
中国地方弁護士会連合会と広島弁護士会は,この問題を改めて考えていただくために,映画上映会と講演会を開催します。
オリバー・ストーン監督作品「スノーデン」は,アメリカ国家安全保障局(NSA)が,テロ防止の目的のもとに,世界中で電話を盗聴し,メールやSNSなどの通信を傍受している実態を暴露したものです。
映画上映後は,捜査機関による情報収集など監視社会の問題につき造詣の深い海渡雄一弁護士から,ご講演いただきます。
皆様のご来場をお待ちしております。